チェンマイ(CHIANG MAI)について
 
  チェンマイはバンコクより約700km北に位置しています。人口はバンコク635万5千人(2000年)、ナコーンラーチャシーマー43万人(2000年)、ハジャイ35万6千人(2003年)、チェンマイ24万3千人(2005年)と続き4番目になり、北部地方最大の都市です。人口は4番目でも、その歴史の長さや都市の格付けから、バンコクに次ぐタイ第2の都市とされています。かつてはタイ北部を治めたランナー・タイ王国の首都として栄えた歴史のある街です。街の至る所に寺院があり、その数は100を超えます。市場やナイトバザール、巨大ショッピングセンター、マッサージ、レストラン、日本食レストラン、スパ、ゴルフ場等もたくさんあり、活気を感じることができます。最近では、気候、環境、利便性が注目され、日本からのロングステイ者が増えています。バンコクも楽しいですが、歴史のある街を訪れてみてはいかがですか? 古き良き、懐かしい感じのする街です。
 
タイ全土地図
 
●名称
チエンマイとは「新しい街」という意味である。これはマンラーイ王が都を建設した際には、すでにチエンラーイ(「マンラーイの街」という意味)があり、これに対して新たに建設されたチエンマイを「新しい街」と称したのが、チエンマイの名の由来である。また美名としてノッパブリーシーナコーンピンチエンマイ という呼称があり、意味は「新しい街吉祥なるナコーンピンたるチエンマイ」である。この為ナコーンピン という名称がも散られたこともあった。
 
●歴史

ランナータイ王国の首都はもともとチエンラーイであったが、メンラーイ王によってグレゴリオ暦で1296年4月12日午前四時をもって公的にチエンマイに遷都された。この日時は宮廷の天文学者や占い師が選定した時間である。このときスコータイからラームカムヘーン王を呼び、パヤオからはガムムアン王を呼んで、都市計画を練り上げた、この為、都市の建設の様式にスコータイ的な要素が混ざり、それまで、ラーンナー世界で一般的だった川沿いに都市を建てる様式(チエンセーン、チエンラーイなど)とは違い、川から少し離れた場所に碁盤の目状に建てられている。なお、現在残る市街地の城壁がこのころのマンラーイの時代の遺跡なのかメーク王の時代の遺跡なのかは分かっていない。

チエンマイの建設には以下の要因があった。まず、北の元の侵攻を避けること、コークに面したヨーン地域にアクセスがよく、北上すればすぐマンラーイの母体であったヨーン地域の支配に不便でなかったこと、またチエンマイは、ピン川の上流にありピン川はチャオプラヤー川、またその向こうのタイランド湾に通じており、中国との貿易に有利であった。

その後、チエンマイはラーンナー王朝の首都として発展を遂げたが、ラーンナー王朝は1558年ビルマのタウングー王朝により属国化された。ただし、征服者のバインナウンは引き続きチエンマイをラーンナー地域の首都とした。1701年にはラーンナー地域はチエンマイを中心とする南部地域と、チエンセーンを中心とする北部地域に分けられ、チエンマイは南部地域の首都となった。

18世紀後半には、ビルマの求心力が低下し、ラーンナー地域は内乱状態に陥り、1780年までにチエンマイは疲弊し瓦礫と化した。一方カーウィラは1796年に、チエンマイに残っていたビルマ勢を一掃し、チャクリ王朝の後援の元、チエンマイを再興した。これが現在のチエンマイの骨格となっている。その後、1899年、チエンマイは君主をかかえたまま、内務省の下位の行政組織、郡(アムプー)となった。

 
●市内地理
市街地は、四方を堀に囲まれた旧市街と、その周囲に広がる新市街からなる。かつては堀の内側を城壁が囲んでいたが、道路建設のために取り壊され、今ではターペー門などいくつかの門がその名残を留めているのみである。街からは西南方向にドーイステープが望める。ピン河が街の東側にあり北から南に流れる。またこの川は下流でバンコクのチャオプラヤー川となる。
 
●経済
もともと絹織物、漆器、傘などの手工業で有名であったが、現在では観光地として名高い。ラーンナータイ王国時代の寺院が多数残っているほか、北部山岳地帯のトレッキングの拠点にもなっている。また、毎年4月にはソンクラーン(水掛祭り)、11月にはローイクラトン(灯篭流し)が行われ、この時期にはタイ国内から多くの観光客が集まってくる。日本人は隣接するランプーン工業団地に勤務する駐在員を中心に数百名が住んでいる。
 

●標高
 北部地方は比較的気候が涼しく、山岳地帯の多い地域です。チェンマイは山岳地帯のふもとにあります。街の中心地の標高はそんなはありません。ターペー門で標高285mです。バンコクのファランポーン駅は標高30m。街から約15km離れているドイ・ステープの頂上では標高1,080mです。(腕時計の標高計測機能で計測したので目安として下さい。)

 
●気候
バンコク ・ チェンマイ ・ プーケット ・ 東京の気候比較データ
    1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
バンコク 平均気温 26 27 29 30 29 29 28 28 28 27 27 26
雨量(ミリ 9 30 29 35 220 149 154 197 344 242 48 10
 
チェンマイ 平均気温 21 23 26 29 28 27 27 27 27 26 23 21
雨量(ミリ 6 5 13 30 158 131 160 236 227 122 52 19
 
東京 平均気温 5.5 6.4 8.7 15.1 18..8 23.2 22.8 26 24.2 17.8 14.4 9.2
雨量(ミリ 101 53 160 121 172 85 189 370 150 172 229 53
 
●服装
 一年を通して日差しが強く、高温多湿の気候なので、Tシャツ、半袖シャツ、 日焼けが嫌な方は長袖シャツが行動し易いと思います。北部に位置するからといっても、暑季、雨季では日焼け、熱中症対策は必要です。しかし、11月から2月には比較的気候が涼しく朝は冷え込む日もあります。ウインドブレーカー、ヤッケ等一枚羽織るものを用意した方がいいと思います。 バンコクからチェンマイに行く時、長距離バス・鉄道を利用する場合、エアコンで車内は強烈に冷されています。ウインドブレーカー、ヤッケ等羽織るものが一枚必要です。
寺院に参拝するときは、タンクトップ、ランニング、極端に肌を露出したシャツ、サンダル、短パンを避け、 節度ある服装を心がけてください。
 
●インターネット事情
ほとんどのホテル、ゲストハウスのロビーに設置されています。また、街にはインターネットカフェもあります。ターペ門にあった「インターネットカフェ@チェンマイ」は1時間30Bでストレスも感じないスピードでした。現在ではホテル、インターネットカフェではADSLが普及して速度もストレスを感じない速さに改善されています。
 
●両替・銀行
外国人観光客が多く訪れる街なので、街の至る所に両替所をみることができます。両替に困るということはありません。特にターペー門、ナイトバザール周辺で多くみることができます。
 
●物価
ホテル、マッサージ・スパ、食事などは、バンコクに比べれば若干安い程度です。観光客を中心に商売している店はびっくりするほど安いということはありません。